「まわり」といった表現をする際には「周り」と「回り」と「廻り」といった表現の仕方がありますが、どれも同じ「まわり」と呼びますが、漢字は全く異なります。
どれも同じ呼び方であるため、それぞれの意味の違いや正しい使い方にあまり詳しく知らない、どのように使い分ければ良いのか、全く分からないという人が多いです。
そこで、それぞれの意味や使い方について、詳しく説明をします。
「周り」と「回り」と「廻り」の違いとは?
どれも同じ呼び方をしますが、漢字が異なるため、意味の違いや正しい使い方について悩んでしまっているという人が多いのですが、それぞれの違いは一体何でしょうか。
「周り」とはそのものの外側の縁の部分、また、その長さ。という意味があります。
「回り」とはまわること。まわり方。転じて、ものの働きぐあい。といった意味があります。
「廻り」とは及ぶこと。行き渡ること。という意味があります。
「周り」と「回り」と「廻り」の正しい使い方は?
それぞれの意味の違いについて説明をしましたが、実際に相手に説明をするときや、表現をする場合、正しい使い方は何でしょうか。
「周り」は周囲や周辺を表す場合に書くのが基本とされています。
また、比較的に大きなものを指す場合にもこの漢字を使います。
「回り」はこちらも周囲や周辺を表す際に表現をする場合がありますが、太さや手が届く身近なものの周辺、関連のあることを表す際に表現をします。
「廻り」は動作を強調した漢字ではありますが、こちらは常用漢字表外の漢字であるため、一般的には「回り」といった漢字に書き換えられることが多いです。
そのため、あまり「廻り」といった表現をすることはないのです。
用字用語を見れば一発で分かる!?
この漢字の表現方法はどうすれば良いのか、どうやって使い分ければ良いのかと悩んでしまった事があるという経験がある人はぜひ「用字用語」辞典を使ってみましょう。
用字用語辞典ではどんな意味があるのか、どのような使い分けをすれば良いのかを詳しく明記されています。
その用字用語時点にはこの「周り」と「回り」と「廻り」の違いや使い分け方など、全て表記されているため、迷ってしまったら活用をしてみることをおすすめします。
まとめ
当たり前の様に使っている「周り」と「回り」と「廻り」ですが、それぞれの意味や使い分けについて詳しく知ることができました。
しっかりと意味と使い分けを知って、正しく使っていきましょう。