花には見た目が似たり寄ったりしているものが数多くありますが、その中でも「山茶花」と「椿」は見分けることが難しくて、色も形もよく似ているため、近くで見ても待ち上げてしまう人がとても多くいます。
「山茶花」と「椿」はとても似ていますが、一体どこが違うのでしょうか。
どこで、それぞれの違いについて説明をします。
「山茶花」と「椿」の違いとは?
どちらもとても良く似ていて、色も形も似ているため、間違えてしまう人がとても多くいますが、一体どこが違うのでしょうか。
「山茶花」は山茶花の葉はツバキに比べて小さく、葉の縁にはギザギザがあり、葉に厚みがあります。
10月から4月頃の間に咲いている品種が多く、日陰でも日向でも育ちやすいです。
「椿」は日本を代表する花木で、海外でも近年非常に人気の高い木としても注目が挙がっています。
縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木で、特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも称されます。
どちらも同じツバキ科ツバキ属となっていますが、開花時期は、山茶花の方が早く秋から冬、椿は冬から春まで咲き、の散り方は山茶花は、
花弁が1枚ずつバラバラに散り、椿は首毎ポトッと落ちること特徴として挙げられます。
とても簡単!?見分けるポイントがある!
どちらも色も形もとても良く似ているため、見分けることが難しいと思ってしまっている人が多いのですが、実は「山茶花」と「椿」の見分けるポイントさえ知っておけば見分ける事は難しくないのです。
見分けポイントとして、開花時期、葉、散り方、香り、実、子房に毛があるかなどからそれぞれ見分けることが簡単になっており、その中でも葉においては大きさを見れば直ぐにわかります。
椿の葉は5~12cmありますが、山茶花の葉は長さが3~7cmとなっています。
山茶花の方が一回り小ぶりとなっているため、わかりやすくなっています。
その他にも椿の葉はワックスがかかったように艶々としているのに対し、山茶花の葉は縁のザギザが目立ち、葉の付け根あたりには細かい毛が密集しており、表面に艶はないのです。
太陽にかざしてみることで、椿の葉脈は黒く、山茶花の葉脈は白く見えるため、すぐに判断をすることができます。
まとめ
どちらもとてもそっくりになっており、見分けることが難しいと嘆いていた人も多いのですが、それぞれの違いや見分けるポイントさえ知っておけば簡単に見分けることができるようになります。
とても綺麗な花でもあり、開花時期に見てみると、とても綺麗に咲いているため、それぞれの違いについて知っておくととても便利です。
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