ウインナーとソーセージはどちらも美味しく、似たような味に仕上がっていて、名前こそ違うものの、実は同じ物なのではないかと思っていませんか。
実は、ウインナーとソーセージは同じ物だと思っている人も多いのですが、実はウインナーとソーセージはそれぞれしっかりと違いがあります。
そこで、ウインナーとソーセージの違いについて分かりやすく解説します!
ウインナーとソーセージは同じ種類!?
ウインナーとソーセージと言われても違い何かあるわけがないと思っていませんか。
実はウインナーとソーセージは同じものです。
ウィンナーの正式名称は「ウィンナーソーセージ」と言われており、ソーセージの一種です。
名前の由来はオーストリアのウィーンの地名から来ていて、肉を詰めるケーシングに「羊の腸」を使用したものの事を言います。
その他にも「ボロニアソーセージ」、「フランクフルトソーセージ」といった、たくさんの種類のソーセージがあります。
そのため、日本ではウインナーとソーセージは同時語で使う人も多いのです。
それでもウインナーとソーセージの違いはある!?
ウインナーとソーセージは同じものならば、「違いは無いじゃないか」と思いますよね。
確かに、ウインナーとソーセージは同義語で扱われる事も多いのですが、実はしっかりとした違いがあります。
それは「太さ」によって呼び方が違うという点です。
以前は「何の腸」に詰めるかで呼び方が変わっており、そのため、羊、豚、牛といった、どの腸に詰めるかで変わっていたものの、近年ではケーシングが用いられる事がほとんどになっている為、ケーシングの「太さ」によって呼び方が異なっています。
これは、日本農林規格によって、太さを基準に呼び方が分類されており、2cm以下はウィンナー、その次がフランクフルト、その上がボロニアソーセージとなっています。
太さの違いさえ分かれば、どの種類のウィンナーなのかを一目瞭然で知ることができます。
それでも、呼び方が変わるだけで中身はほとんど同じなので安心して食べることができます。
日本でウィンナーが親しまれたのはいつ?
ここで気になってくるのがソーセージはいつ頃日本に伝わったのかという事ですよね。
実は、ウィンナーのルーツは、第一次世界大戦時です。
千葉市に新設された農商務省畜産試験場の求めに応じて、捕虜として収容所に連れられてきたドイツのカール・ヤーンら5名のソーセージ職人が、ソーセージの作り方を伝えたと言われており、現在では日本人が好んで食べています。
ちなみに、お弁当用の赤いウィンナーは日本発とされており、発色の悪さを隠すために表面を赤く着色したウィンナーを作った事がキッカケとなっています。
まとめ
ウインナーとソーセージの意外な共通点と違う点を知って驚いたという人も多いのではないでしょうか。
中身は同じではあるものの、ウィンナーの種類はとても多くあります。
ぜひ、この機会にウィンナーの太さを知って、どの種類なのかを当ててみてはいかがでしょうか。
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