英文法の中でもわかりにくい過去分詞と過去形は多くの人の頭を抱えさせます。
それぞれ学校で習うものでもあり、ここで躓いてしまうという人も多くいます。
そもそも「過去形」とは何か、「過去分詞」とは何か分からないという人も多くいます。
そこで、「過去形」と「過去分詞」の違いについて分かりやすく説明をします。
「過去形」と「過去分詞」の違いとは?
どちらも学校で習いますが、「過去形」と「過去分詞」でつまずいてしまう人も多くいます。
「過去形」と「過去分詞」の意味や違いについて知っておかないと基本を分からないまま応用を使わなければいけない事態になってしまいます。
そうなると、「過去形」と「過去分詞」を間違って覚えてしまい、取り返しのつかない事態になってしまうのです。
そこでそれぞれの違いについて説明をします。
「過去形」とはその動作、状態が過去に起こったことであることを表現するときに使います。
「過去分詞」は動詞の変化形の1つで、doneやvisited のような形をしており、過去分詞は「過去」という言葉が入っているものの、過去形と違い「時」を表現することは出来ないのです。
どちらも似てはいるものの、大きく違うということがわかります。
「過去形」と「過去分詞」の使い方は?
それぞれの違いについて説明をしましたが、実際に使う際はどのように使えば良いのでしょうか。
「過去形」は過去の状態、動作を表す「過去時制」、控えめな表現にする「助動詞」、現在のありえないこと、可能性の低いことを表す「仮定法過去」のように、過去形は単に「過去」を表すだけではないため、「I usually wake up at 8 AM.」、「Can you help me?」といった様に、控えめに丁寧にお願いしたいときは助動詞 can を過去形 couldにしたりと、様々な使い方をすることができます。
「過去分詞」は受動態を作る、完了形を作る、形容詞のように名詞を修飾する、分詞構文を作るといった用法があり、be動詞 + 過去分詞で受動態を作ります。
そのため、「He wrote this book last year.」、「I have been to Canada.」といった様に使い方をすることができるのです。
まとめ
それぞれ「過去形」と「過去分詞」はとても良く似ているものとなっていますが、意味や用法はどちらも大きく異なるということがわかりました。
どちらも「過去」という言葉が入っていますが、「過去」の意味は過去形の一用法に過ぎず、過去分詞についていえば「過去」の意味がないで、それぞれの違いについてしっかりと理解をし、使い分けることが大切なのです。
コメント