目的はなに?「確定申告」と「年末調整」の違い


毎年2月から3月になると行わなければいけない事が「確定申告」です。

 

税金に関する手続きであり、とても必要な事でもありますが、それと同様に「年末調整」というものもあります。

 

どちらも大切なのですが、それぞれの違いや目的は一体何でしょうか。

 

詳しく説明をします。

 

「確定申告」と「年末調整」違いとは?

それぞれとても大切な事なのですが、「確定申告」と「年末調整」と言われても違いや目的が分からず困惑してしまっている人が多くいます。

 

そこで、それぞれの違いについて説明をします。

 

「確定申告」とは所得にかかる税金の額を計算し、税金を支払うための手続きのことで、個人の所得の計算期間は1月1日から12月31日の1年間、確定申告書や決算書などの必要書類をそろえ、今年の場合は2019年2月18日(月)から3月15日(金)までに税務署に申告・納税する必要があるのです。

 

また、人によっては、確定申告を行うことによって「納めすぎた税金が還付金として手元に戻ってくる」場合もあります。

 

「年末調整」とは給与から天引きされている所得税の過不足を計算して調整する手続きのことで、会社員であれば、毎年11月から12月にかけて行われ、通常12月の給与支払い時に精算が完了するのです。

 

しかし、毎月給与から天引きされている所得税はあくまでも概算で、生命保険料控除などが反映されていないので注意が必要です。

 

どちらもそれぞれ目的が大きく異なるため、しっかりと把握をしておく必要があります。

 

「確定申告」と「年末調整」が両方必要な場合がある!?

それぞれの違いについて説明をしましたが、実際に「確定申告」と「年末調整」の両方必要な場合があるので注意が必要です。

 

「給与の年間収入金額が2,000万円を超える人」

 

「2か所以上から給与の支払いを受けている人」

 

「給与以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人」

 

初めて住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の適用を受ける人」

 

雑損控除・医療費控除・寄附金控除の適用を受ける人」

 

ふるさと納税で寄附をした自治体が6か所以上ある人」

 

年の途中で退職し、年末調整が未済である人」

 

に該当する人は会社員や公務員などであったとしても、年末調整と確定申告の両方が必要になってきます。

 

確定申告ソフトが便利!?

「確定申告」と「年末調整」はどちらもとても大変で、できれば行いたくないのですが、そんな面倒な手続きも確定申告ソフトを使えばとても楽に申請をすることができるようになっています。

 

確定申告ソフトはスマホからでも簡単に行うことができるようになっており、初心者でも安心して手続きができるのです。

 

また、副業をしている、株や不動産などの収入もあるがどうしてもスマホで準備を進めたい場合は、会計freeeのアプリがオススメで、無料で行えるのでとても楽です。

 

まとめ

とても面倒な「確定申告」と「年末調整」ですが、それぞれの違いや目的をしっかりと把握をしておくことはとても大切なことです。

 

面倒な手続きで出来れば行いたくないという人はぜひソフトを使って楽に終わらせましょう。

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