たこ焼きは全国区にあり、一度は食べたことがあるという人が多いのですが、明石焼きとなると関西以外ではあまり馴染みがなく、一度も食べたことがない、味がわからないという人もいます。
そこで、「明石焼き」と「たこ焼き」は何が違うのかについて分かりやすく説明をします。
「明石焼き」と「たこ焼き」の違いとは?
どちらもとても美味しい食べ物ですが、明石焼きを食べたことがないという人からしたら疑問が深まるばかりです。
そこで、それぞれの違いについて説明をします。
「明石焼き」とは兵庫県明石市で古くから伝わる郷土料理で、たこ焼きはずっと後からうまれた食べ物です。
元々の名前は「玉子焼き」で、全国一般的な玉子焼きと区別するために明石焼きと呼ばれるようになったのです。
明石では人工サンゴを作るのに大量の卵白だけを使用したが、余った卵黄で料理を作ったのが始まりで、名産のタコが具として入れられたのです。
「たこ焼き」とは小麦粉の生地の中にタコと薬味を入れて直径 3-5cmほどの球形に焼き上げた、大阪発祥とされる料理です。
直径には大小の2種類があり、近年は「ジャンボたこ焼き」と呼ばれる大型のたこ焼きを売る店が増えている一方、家庭では焼きやすい小型のものが多いのも特徴です。
むしろ冷たくても良いのが明石焼き!?
それぞれの違いについて説明をしましたが、たこ焼きは熱々を食べるのが美味しく、冷めないうちに食べるのが当たり前とされていますが、明石焼きはむしろ冷たくても良い傾向にあります。
明石焼きは「あげ板」と呼ばれる木の板に直接乗せられますが、あげ板の上にある自重で平らになった明石焼きを箸でそっと摘み上げ、かつおや昆布の出し汁につけて冷ましながら食べるのが本来の食べ方です。
そのため、冷たい出汁でも美味しく食べることができるようになっていて、出汁の温冷を選べる店もあるのです。
その一方で、たこ焼きは熱々をヤケドしそうになりながらほおばる食べ方であり、たこ焼きはソースの他、魚粉や青のり、マヨネーズ、鰹節などをかけて食べるのが一般的です。
現在ではソースの味にもバリエーションが多く、具と相まって様々なアレンジがされています。
冷凍で簡単に食べることができる!?
どちらも美味しい「明石焼き」と「たこ焼き」ですが、家庭で作るとなると、材料費も掛かり、用意するのも手間がかかってしまって面倒だと思う人が多くいます。
そんな時にとても便利なのが冷凍食品です。
なんと、「明石焼き」と「たこ焼き」の両方が売られており、電子レンジで温めるだけで美味しい「明石焼き」と「たこ焼き」を食べることができるようになるため、とても便利であり、後片付けもないのでとても楽です。
冷凍食品でも本格的な味を楽しむことが出来るだけではなく、しっかりと具材も入っているため、とても美味しいのです。
まとめ
どちらも人気が高い「明石焼き」と「たこ焼き」ですが、それぞれの違いについて理解をするとさらに魅力がわかります。
ぜひ、「明石焼き」と「たこ焼き」の両方を堪能しましょう。
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