フランス発祥の有名な焼き菓子、「フィナンシェ」と「マドレーヌ」。
ところで、あなたはこの2つの違いをちゃんと説明できますか?
むしろ、
・フィナンシェとマドレーヌってどう違うの?
・区別の仕方や特徴を知りたい!
と思っている人も多いかもしれません。
そこでこの記事では、この2つのお菓子についての疑問にお答えします。
具体的には、
・2つの一番の違いは?
・見た目は?
・食感は?
の順番にご紹介します。
1分くらいで読める内容なので、ぜひご一読を!
フィナンシェとマドレーヌの一番の違いはコレ!
この2つの一番大きな違いは、材料にあります。
フィナンシェに使用する主な材料は、
・薄力粉
・砂糖
・卵白
・粉末アーモンド
・焦がしバター
です。
一方、マドレーヌに使用する主な材料は、
・薄力粉
・砂糖
・全卵
・ベーキングパウダー
です。
薄力粉と砂糖は共通していますが、それ以外の材料が違います。
どちらも作り方はほぼ同じなのに、材料が少し違うだけで食感に変化が出るんですね。
フィナンシェとマドレーヌの見た目の違い
見た目を比べると、
・フィナンシェは金塊型
・マドレーヌは貝殻型
をしていることが多いです。
フィナンシェは、フランス語で「金融家」「お金持ち」という意味があります。
お金持ちを意味するお菓子が金塊(金の延べ棒)の形というのは、へーなるほどな〜という感じ。
なんだか納得できてしまいますね。
マドレーヌは、ホタテ貝の形をしています。
18世紀にマドレーヌさんというメイドが作ったと言われ、初期のマドレーヌはホタテ貝の貝殻を使ったという説があります。
お菓子の名前や形の由来には、意外な事実があるもの。
歴史的にも、それぞれ固有の物語があって、とても興味深いです。
なお、現在では、どちらもさまざまな形で作られており、形だけではなかなか区別はできません。
フィナンシェとマドレーヌの食感の違い
それぞれの食感は、
・フィナンシェ:外はサクサク、中はふんわり
・マドレーヌ:しっとり
しています。
おしゃれなカフェでコーヒーや紅茶と一緒にいかがですか?
私は、食感や材料の違いから、
・コーヒーにはフィナンシェ
・紅茶にはマドレーヌ
がよく合うと思います。
というのも、
そもそも、フィナンシェの特徴は、
・サクサク感とふんわり感を同時に楽しめる
・アーモンドと焦がしバターの香ばしい風味
でしたね。
そんなフィナンシェには、苦味のあるコーヒーがちょうどよく合うからです。
また、マドレーヌの特徴は、
・全体的にしっとりとした食感
・甘いバターの香りが口に広がる
でした。
そんなマドレーヌには、花のような爽やかな香りのする紅茶がピッタリだからです。
まとめ
ここまでの内容をまとめると・・・
-
フィナンシェとマドレーヌの違いは材料にある。
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フィナンシェは金塊型、マドレーヌは貝殻型のものが多いが、似た形のものもあり区別できない場合もある。
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フィナンシェはサクサクふんわり、マドレーヌは全体的にしっとりとした食感。
となります。
どちらも作り方は似ているのに、材料の違いで味わいが変わってくるんですね。
カフェでお菓子をゆっくり味わって、優雅な気分を満喫したいものです。
ぜひ、両方食べ比べてみて、実感してみてください。
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