「あこがれのあの会社が契約社員と正社員を募集している!」
そんなとき、
・どっちに応募したらいいの?
・正社員のほうが、選考が厳しそうだから契約社員でいいかな?
なんて思っていませんか?
しかし、「選考が厳しそう」なんて理由で、選んではいけません!
契約社員と正社員では大きな違いがあるからです。
あなたは契約社員と正社員の違いって何か知っていますか?
実は、
・そもそも契約社員と正社員の違いは何?
・どういう人が契約社員(または正社員)に向いているの?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、転職活動を4回経験した私が、これらの疑問を解決します!
具体的には、
・契約社員と正社員の違い
・正社員に向いている人
・契約社員に向いている人
の順番にご紹介していきます。
3分くらいで読める内容なので、ぜひご一読ください!
契約社員と正社員の一番の違いはコレ!
契約社員と正社員の一番の違いは、「雇用期間」にあります。
それぞれの定義は、
・契約社員:「雇用の定めがある」従業員
・正社員:「雇用の定めのない」従業員
です。
契約社員は、労働契約法では最長3年間まで働くことができます(専門的業務と60歳以上の場合は最長5年間)。
契約期間働いた後は、契約更新するか、別の職場で働くことになります。
一方、正社員は、解雇されたり自ら退職をしない限り、定年までずっと働きつづけることができます。
雇用期間が決まっているかどうかが、契約社員と正社員の一番の違いです。
そのぶん働き方や待遇が大きく変わってきます。
正社員に向いている人、契約社員に向かない人
長期にわたって働き、会社から良い待遇を受けたい人に向いています。
正社員にはこんなメリットがあります。
・雇用が安定している(よほどのことがない限り解雇にならない)。
・出世(昇給・昇進)のチャンスがある。
・ボーナスや退職金もある。
・通勤・住宅手当など福利厚生がいい。
私はこれまで4回転職しましたが、
・副業などするつもりがない
・仕事に十分な時間を割けることができる
このような理由で、4回とも正社員として就職しました。
会社での仕事以外に、
・時間を割いてでもやりたいこと
・やってお金になる仕事
これらがなければ、正社員を選んでおいたほうが絶対に無難。
待遇も良いですしね。
一つの会社に忠誠を尽くす分、良い待遇を受けられるのが、正社員の働き方といえます。
契約社員に向いている人、正社員に向かない人
特定のスキルアップやプライベートを大事にしたい人に向いています。
契約社員にはこんなメリットがあります。
・スキルを活かせる。
・フレキシブルに働けて自分の時間をしっかり確保できる。
・副業ができる。
例えば、
・子育て中の人
・本職が芸術関係など安定的な収入がない人
これらの人には、自分の時間を確保できるので、契約社員が向いています。
実際、私の以前の勤務先では、本職がドラマの脚本家だという人が、契約社員として働いていました。
脚本家だけでは安定した収入は難しかったそうです。
たまに「テレビの仕事が決まったんです!」と教えてくれたので、職場のみんなでドラマをチェックしたりしました。
正社員の私が残業しているなか、定時になるとすぐに帰って本業のシナリオを書く。
彼のそうした自由な働き方を見て、正直、ちょっとうらやましかったです。
このように、一つの会社に縛られることなく、特定のスキルアップやプライベートを大切にすることができるのが、契約社員の働き方です。
まとめ
ここまでの内容をまとめると・・・
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契約社員と正社員の違いは、雇用期間の長さにある。
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正社員に向いているのは、一つの会社で安定して働きたい人。
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契約社員に向いているのは、自分のスキルを活かしながら、副業やプライベートを充実させたい人。
となります。
働き方改革が叫ばれるなか、いろいろな働き方が選べる時代になってきました。
重要なのは、今後の自分が目指すライフスタイルをよく検討して、それに合った働き方を選ぶこと。
自分の目標とする生き方やキャリアを選んで、充実した幸せな働き方ができたらいいですね!
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