知らないと感電するぞ!「直流」と「交流」の違い


身近に使用している電気には「直流」と「交流」があります。

 

自分の自宅で使っている電気は「直流」なのか「交流」なのかあまり意識をしていないという人も多くいますが、「直流」と「交流」どちらなのかを知っておくことで、より深く電気について知ることができます。

 

そこで、「直流」と「交流」の違いについて詳しく解説します。

 

「直流」と「交流」はそれぞれどんな意味がある?


そもそも電気の「直流」と「交流」と言っても何が何だか分からないという人もいます。

 

そこで、「直流」と「交流」のそれぞれの特徴について説明をします。

 

「直流」は一方向にしか流れず、常に電圧が一定している事。

 

「交流」は電流の流れ方が常に変わる事。

 

この二つの違いがあります。

 

家庭で最も使うコンセントや乾電池などは一体どちらなのでしょうか。

 

家庭にあるコンセントは交流で、乾電池やバッテリーは直流にあたります。

 

電化製品の一部は交流電源のままでは使えず、機械の中で直流に変換している場合もあるので注意が必要です。

 

「直流」と「交流」のメリットとデメリットは?


それぞれ「直流」と「交流」の特徴について知ることができましたが、「直流」と「交流」におけるメリットとデメリットはあるのかと気になりますよね。

 

実際に「直流」で送電する場合は、電線は2本で済むむというメリットもありますが、同時に電圧が大きすぎる為にメンテナンスが交流以上にかかってしまうのがデメリットでも言えます。

 

また、「直流」では、この変圧に要する設備コストや、変換時の電力が無駄になってしまうという面もある為、やはりメンテナンスにおいてはデメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。

 

昔は「直流」と「交流」どちらを使っていた?


電気が使われるようになったのは19世紀とも言われており、有名なエジソンは19世紀に白熱灯を発明したことでも一役有名人となりましたが、エジソンは自らが発明した白熱灯を広めるために、DCでの送電網を広げようと試みたのです。

 

しかし、当時はDCでの送電では大きな電圧降下が生じてしまったりとトラブルが多発してしまったものの、ニコラ・テスラは変圧が容易な交流での送電を提案し、結果、テスラの案が採用されて、送電は交流で行うことにもなったのです。

 

まとめ


あまり家庭で使われているコンセントは何か把握してしなかった方はぜひ、この機会を通じて探してはどうでしょうか。

 

そして、「直流」と「交流」どちらなのかを当ててみるのも面白いです。

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