欲しいものがあり、稼いでお金を貯めようと思って求人サイトを見た際にアルバイトとパートがあり、どちらの方が良いのかと悩んでしまった経験はありませんか。
実際にアルバイトとパートの違いについて詳しく把握していない人も多く、どう違うのか、どちらの方が良いのかと疑問に思っている人も少なくないかと思います。
そこで、アルバイトとパートの違いについて詳しく解説します。
アルバイトとパートは実は同じ!?
一般的にパートは「主婦」のイメージが多く、アルバイトは「学生」というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、実際にはこのアルバイトとパートと企業が便宜的に使い分けている呼び名であり、基本的にはアルバイトとパートは大きな違いはありません。
そのため、学生でもパートという形で働くことができれば、主婦がアルバイトという形で働くことができます。
法理上においても、アルバイトとパートもどちらも労働者であり、雇用形態の区別は一切ないため、安心して働くことができます。
しかし、ここで注意をしなければいけないのはパートタイム労働法です。
パートタイム労働法と聞くと、パートのみの法律なのかと疑問にもたれれる人も多いのですが、実際にはアルバイトもパートも「パートタイム労働者」と定義されており、「1週間の所定労働時間が、勤務先の正社員の所定労働時間よりも短い労働者」です。
アルバイトもパートも社会保険加入ができる!?
アルバイトとパートと聞くと、短い期間のみだったり、正社員とは違うのだから、社会保険には介入できないのではないかと不安に思っている人も多くいますが、実際には、アルバイトもパートも一定の要件を満たせば社会保険に加入をすることができます。
その条件は「最初の雇用契約が2カ月以内の期間の定めがある場合には、加入できないが、2ヶ月を超えることがわかった時」、「1週の所定労働時間と1カ月の所定労働日数が、一般社員の4分の3以上であること」です。
また、これらに満たない場合でも、「1週間の所定労働時間が20時間以上」、「月額賃金88,000円以上」、「継続勤務1年以上が見込まれること」、「従業員数501人以上の企業」といったように、様々な要件があり、これらに満たしていれば加入対象になります。
いずれにしろ、しっかりと要件を満たしているのか、そうではないのかを確認しておく必要があります。
アルバイトとパートのメリットとデメリットとは?
アルバイトもパートもどちらも欲しいもの目当てにちょっと働いて終わりなのだから、気軽にできると思っている人もいれば、アルバイトやパートは学生や主婦がするようなもので、あまり良いものではないと蔑んでいる人もいるかと思います。
しかし、このアルバイトとパートには大きなメリットがあります。
それは「自分の都合で曜日や時間帯を指定できる」、「求人が多い」、「掛け持ちができる」、「辞めやすい」といったメリットがあります。
そのため、比較的に働きやすいです。
その一方で、アルバイトとパートのデメリットは「正社員に比べて収入が期待できない」、「昇給や賞与に期待できない」、「手当や福利厚生面で不利」といったデメリットがあります。
生活状況や環境によってどちらを選択した方が良いのかを慎重に選ぶ必要があります。
まとめ
アルバイトとパートの違いについて説明をしましたが、どちらも同じだということがわかりました。
法律上においてもアルバイトもパートも同じなので、仕事を探す際により見つけやすくなったのではないでしょうか。
アルバイトとパートのメリット、デメリットをしっかりと確認して、自分はどちらの方が向いているのかを把握しておくことが大切です。
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