太り方は人それぞれと言われており、その中でも特に代表的なのが「下半身太り」と「上半身太り」です。
どちらも太りたくはないものの、「下半身太り」と「上半身太り」になってしまった場合の原因と改善法は何でしょうか。
そこで、「下半身太り」と「上半身太り」の違いについて詳しく説明をします。
「下半身太り」と「上半身太り」の違いとは?
上半身太りの人の体型は「りんご型」と表現され、下半身太りの人の体型は「洋ナシ型」と表現されますが、それぞれの違いはどこにあるのでしょうか。
「下半身太り」はお尻や太もも、ふくらはぎに脂肪がつきやすく、上半身に比べ下半身がぽっちゃりとしているのが特徴で、男性よりも女性に多い体型です。
「上半身太り」は腰から下、おしりや足は細いのに、上半身、とくにお腹周りや背中などにお肉が付きやすく上半身がぽっちゃりしている体型で、顔や二の腕などにもお肉が付きやすいという人が多いのが特徴です。
「下半身太り」と「上半身太り」の原因は?
どちらも太りたくはないのですが、「下半身太り」と「上半身太り」になってしまった場合、原因は何にあるのでしょうか。
そこで、一つ一つ原因について紐解いていきます。
「下半身太り」の場合の原因は「脂質の摂りすぎ」が考えられます。
もちろん、「生まれつき脂質の代謝が悪い」という体質的な問題も出てきますが、脂質の摂りすぎ、代謝の問題によって体脂肪、皮下脂肪が付きやすくなります。
また、「塩分の摂りすぎ」にも同様に下半身太りの原因になります。
塩分を摂り過ぎると血中の塩分濃度が濃くなり、塩分濃度を薄めるために身体が水分をためこみ、むくみやすくなってしまうのです。
下半身は身体の下にあるので、血液が溜まりやすくむくみやすい箇所なので注意が必要です。
「上半身太り」の場合の原因は「糖質の摂りすぎ」が考えられます。
こちらも「生まれつき脂質の代謝が悪い」という体質的な問題もありますが、糖質の摂りすぎによるカロリーオーバーや、糖質の代謝が上手く出来なくなり、内臓脂肪がどんどん増えて、お腹や腰回りに脂肪が付いてしまうのです。
その他にも「姿勢の悪さ」が考えられますが、猫背でいると腹筋が弱くなりどうしてもお腹が出てしまい、姿勢が悪いと背筋も鍛えられない上にカチカチに凝り固まってしまうので注意が必要です。
「下半身太り」と「上半身太り」の改善策は?
万が一、「下半身太り」と「上半身太り」になってしまった場合の改善策はあるのでしょうか。
どちらも食事方法によって改善をすることができるようになります。炭水化物である主食の量を減らしておかずの量を増やすことで、流行りの糖質制限ダイエットによって改善をすることができます。
その他にも脂質を抑えたり、むくみ改善効果にある「カリウム」を多く含んだ食材を意識的に摂る事で、太りにくい体質へと変化させることができるのです。
まとめ
どちらもなりたくない「下半身太り」と「上半身太り」ですが、男性よりも比較的に女性になりやすいので注意が必要です。
万が一、「下半身太り」と「上半身太り」になってしまった場合はしっかりと食事を考えて、運動を行うことで改善していくので、普段から意識して行いましょう。
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