平和な日本ではあまり一般的ではなく、そのため知らないという人も多い銃ですが、国内や外国の犯罪等で使用されていたり、今後使用される恐れが高い銃等があったりと、海外に旅行をする人にとっては銃の特徴や違いについて理解をしておくことが大切です。
そこで、「拳銃」と「小銃」と「鉄砲」と「ライフル」と「マグナム」の違いについて説明をします。
「拳銃」と「小銃」と「鉄砲」と「ライフル」と「マグナム」の違いとは?
同じ銃なのに違いがあるのかと疑問に持たれる人も多いのですが、銃によっては威力も大きさも異なります。
そこで、一つ一つ解説していきます。
「拳銃」とは片手で射撃するためにデザインされた銃の総称で、小型で携帯性、秘匿性に優れており、主に護身用に使用されています。
一般的に短銃、ピストル、ハンドガン等と呼称される場合もあるのです。
「小銃」、「ライフル」とは兵士が個人用に使うための軍用銃で、軍隊では最も一般的な小火器です。
ライフルあるいはライフル銃と呼ぶこともあります。
「鉄砲」とは銃身を有し火薬の力で弾丸を発射する火器のことで特に江戸時代以前、「銃」を意味する最も一般的な語が「鉄砲」だったのです。
「マグナム」とは同一口径の平均的な実包と比較して装薬量を増やした弾薬、およびそれらを使用する銃器の名称ならびに商標で、普通の弾丸より火薬量が多く、威力のある弾丸です。
それぞれ銃の違いを知ることで、どのような銃なのか、威力はどれぐらいなのかを把握することができます。
一番威力が高いのはどれ?
一つ一つ銃の違いについて説明をしましたが、その中でも一番威力の高い銃はどれなのかと疑問に思っている人も多いです。
また、憧れているという人も多いのですが、一般的に高火力なのが「マグナム」とされています。
高火力で威力が十分ではありますが、その代わりに反動も大きくあります。
ですが、現代における銃の威力は様々で、小銃でも威力が十分なものもあり、ライフルでも遠距離で十分威力が発揮されるものもあります。
そのため、現代において何が一番威力が高いのかは判断しずらくなっています。
日本で銃を所持するとどうなるのか?
平和な日本では銃を所持することは禁止されていますが、万が一、銃を所持したらどうなるのでしょうか。
日本で銃を所持する為には”猟銃・空気銃所持許可証”を取得しなければならず、前もって”猟銃等講習会”を受講しなければいけないのです。
この講習会を受講しなければ、銃を所持することはできないのですが、許可がないのにも関わらず銃を所持していると銃刀法違反になります。
銃刀法違反とは、銃砲刀剣類所持等取締法で定められている”鉄砲”や”刀剣類”を無許可で所持したり、”刃物” を正当な理由なく携帯することですが、逮捕されたとしても、注意や罰金程度で済むケースもありますが、実刑判決を受ける可能性もあるのです。
まとめ
世界にはとても多くの銃が販売されており、その種類も実に様々あります。
その中でも「拳銃」と「小銃」と「鉄砲」と「ライフル」と「マグナム」の違いについて説明をしましたが、日本では銃刀法で禁止されています。
海外に行った時の為にも銃の種類については覚えておくと便利です。
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