人間の体を支えている骨の中でも特に重要なのが「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」です。
このどれか一つでも欠けてしまうと動けなくなってしまうのですが、「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」の違いについて理解をしていますか。
知らない人が多いのですが、知っておくとより体の構造について知ることができます。
「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」の違いとは?
漢字が似ているため、漢字こそ違うものの、同じ役割があるのではないかと思ってしまう人も多いのですが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。
「脊椎」とは背骨そのもの、硬い骨のことを指していて、個人差はありますが、頚椎から骨盤まで60CM近くもあります。
「脊髄」とは背骨の中を通って脳の延髄に続く、灰白色の綱のような器官のことで、脳とからだの各部とを連絡し、知覚、運動の刺激伝達・反射機能をつかさどる中枢神経系となっているのです。
「脊柱」とは頭蓋の後方に続き,体幹の構造上の中心をなす部分で、背骨そのものです。
これだけでもそれぞれの違いを知ることができます。
それぞれの役割とは?
「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」の3つの違いについて説明をしましたが、それぞれの役割はどういったものなのでしょうか。
そこで、一つ一つ役割について説明をしていきます。
「脊椎」は脊椎は、7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、1個の仙椎が、椎間板、椎間関節、靭帯により連結されており、身体を重力から支える役割を持っています。
「脊髄」」は手足の筋肉を動かす働き、手足の感覚を伝える働き、膀胱や直腸などの内蔵の働きを調節する働きといった役割があります。
これらがないと、運動や知覚、自律神経に大きな障害をもたらしてしまうのです。
「脊柱」は「 体の支持」「体の運動」と「脊髄や神経の保護」が背骨の重要な役割があり、神経とも言われ、 脳からの指令を末梢に伝えます。
どれか一つでも使えなくなると、日常生活において重大な障害がでます。
日々の健康を維持していきましょう!
「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」は無くては困るものです。
使えなくなってしまうと、生活が出来なくなってしまったり、動けなくなってしまうという事も考えられるため、そうならないように普段からしっかりと健康を意識していきましょう。
「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」を丈夫にするにはカルシウムをしっかりと取って、普段から適度な運動を心がけましょう。
まとめ
骨の仕組みの中でも特に重要な「脊椎」と「脊髄」と「脊柱」について説明をしました。
どれも欠かせないものなので、普段から健康を意識していきましょう。
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