新入社員研修で教えられることの1つに必ず報連相があげられますが、この報連相はとても重要なもので、「連絡」と「報告」についてはしっかりと心得ておきたいものです。
ですが、「連絡」と「報告」は同じなのではないかと疑問に持たれる人がとても多いです。
そこで、失敗をしないためにも「連絡」と「報告」の違いについてしっかりと知っておきましょう。
そもそも報連相って一体なに?
社会人になると必ずと言って重要視される「報連相」ですが、そもそも一体何でしょうか。
これを知らないと、社会人としてやっていけないとまで言われるのですが、しっかりと知っておく必要があります。
「報連相」とは、司が意思決定、部下指導、アドバイス、指示を多く出せる状況をつくるもので、コミュニケーションを通じて現状の情報をしっかり伝え、内容を理解して頂き、勘違い、思い違いを無くすことが求められます。
もちろん、仕事は1人では行う事ができないのですから、しっかりと周囲をと協力をしなければいけません。
周りと連携をするためにも、「報連相」をしっかりとしておかなければいけないのです。
「連絡」と「報告」は目的が違う!?
「報連相」が重要だという事を説明をしましたが、その中でも特に何度も言われるのが「連絡」と「報告」です。
似たような言葉となっているため、混合してしまう人も多いのですが、一体何が違うのでしょうか。
「連絡」とはその時々に発生した事実や予定などを関係者各位に知らせることを指しており、連絡の持つ意味は「事実の周知」が目的になるという事なのです。
「報告」とは「現状」を上司やその他関係者へ正確にそして敏速に伝えることを指しており、自分が今どのような状態にあるか、過去からの経緯と結果も比較して現状を把握し、方向性と意志を伝えることが報告となっているのです。
それぞれ違う目的があり、しっかりと区別をする事が大切です。
しっかりと出来れば出世も近いです!
社会人として当たり前となっている「報連相」ですが、実は疎かにしてしまっている人が多く、「報連相」をしなければいけないのに、忘れてしまっていたり、怒られるのが怖くて報告をしていないという人も多いです。
そういった人は周囲からも信頼を得ることができず、一生平社員のままという事も考えられます。
出世を考えている人はどんな些細な事でも「報連相」をしっかりと丁寧に行い、周囲の協力を得たり、何があってもすぐに対処をすることができるようになるため、出世の道が近いと言われています。
そのため、出世をしたい人はどんな小さな事でも、「報連相」をしていく必要があります。
まとめ
社会人になると必ず重要視される「報連相」の中でも特に混合しやすい「連絡」と「報告」の違いについて説明をしましたが、それぞれの違いについてしっかりと把握をしておく必要があります。
小さな事だからといって伝えないのではなく、どんな些細な事でも積極的に「連絡」と「報告」を活用していきましょう。
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