与党と野党って、ニュースでとてもよく見聞きすることが多く、それぞれ分かれていますが、違いについてしっかりと把握をしていると言う人はとても少なく、それぞれについてきちんと説明をすることができますか。
そこで、政治問題でもある与党と野党の違いについて説明をします。
「与党」と「野党」の違いとは?
ニュースや報道を見ていて、必ずといって良いほど「与党」と「野党」が出てきますが、それぞれどんな意味があるのでしょうか。
「与党」とは自民党と公明党で、与党の「与」とは、仲間になる、味方する、くみするという意味があるのです。
政権の味方をする党というのが与党の語源となっており、政権を支持し、政権の味方をしてあげる党のことを、与党となっています。
「野党」は野党の「野」を使った言葉で「野に下る」という言葉があり、これは、「官職をやめて、民間の生活にもどる」という意味となっており、政権を支持しない、味方をしない党のことを、野党と言います。
つねに政権の味方をするかしないかで、与党、野党にわかれてしまうのです。
多数決で決まる!?
与党と野党についてどのような決め方があるのか、どうして与党と野党が分かれてしまうのかと疑問に思ってしまった経験があるという人も多いのですが、実は与党と野党はそれぞれの党の国会議員の人数できまります。
国会では、いろんなものごとを決めるのに取る方法は、多数決となっており、衆議院、で半分より多く国会議員が所属する政党が与党となり、その他の党は野党となるのです。
それぞれの役割がスゴイ!?
それぞれ多数決に分かれてしまうということが分かりました、実際にそれぞれの役割にはどういったものがあるのかと疑問に思ったことがあるという人もいますが、それぞれの役割はきちんとあります。
「与党」は政府をつくることができるようになっており、与党は自分たちの党首を、過半数の数の力で、内閣総理大臣の選出することができるようになっております。
また法案を可決し法律にする事ができたりと、大きく変えることが出来るのです。
一方で「野党」は内閣不信任案の提出、与党の暴走を防ぐといった役割があります。
また、中には与党を目指すということもあり、今まで与党に反対され、できなかった、自分たちの意見を実行に移すことができる様になるのです。
これは、多数決で受け入れられなかった、少数意見であった、自分たちの政策を実践することができるようになるため、役割の一つでもあると言えます。
まとめ
それぞれきちんと役割がある「与党」と「野党」ですが、どんな役割があるのか、どんな決め方があるのかを知っておくと、よりニュースについて詳しくなります。
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