
日本人の多くは神父と牧師の違いに関してあまり気にしない、呼び方が違うだけであると思っている人が多いのですが、実際それぞれどんな違いがあり、どんな役割があるのでしょうか。
そこで、「牧師」と「神父」の違いや枠割りについて分かりやすく説明をします。
「牧師」と「神父」の違いとは?
どちらも似ていて、名前こそ違うものの、同じ役割があるのではないかと思っている人が多いのですが、実際に「牧師」と「神父」はどこが違うのでしょうか。
「牧師」はプロテスタント教会の教職者をあらわす職名で、一般信徒からは「牧師先生」などの敬称で呼ばれているのです。
「プロテスタント」とは抗議という意味で、おもにカトリックから分離した教派の総称でもあるのですが、一般的なプロテスタント教会は外観も内装もシンプルなのが特徴となっています。
「神父」はおもに正教会やローマ・カトリック教会の聖職者を指す敬称で、正式な職名は「司祭」です。
一般信徒からは「神父さま」と呼ばれている事でよく知られています。
神父のいる正教会やローマ教皇を最高指導者とするカトリック教会では、聖母マリアの存在が重視されシンボルとなっているのが特長なのです。
身分や服装が大きく違う!?
それぞれの違いついて説明をしましたが、「牧師」と「神父」の見分け方は難しいことではないのです。
神父の普段着は「スターン」と呼ばれる前開き詰襟の長い黒服で、33個のボタンはキリストの享年をあらわしており、祭服は「アルバ」と呼ばれる白衣で、その下には「アミクトゥス」というストール状の布を着衣しているのです。
このことから、それぞれの見分け方はとても簡単で、難しいことではないのです。
また、日本国内最大のプロテスタント教団の牧師の場合、普段の礼拝ではスーツ姿となっていますが、記念礼拝などでは長い黒服に黒いガウン姿で説教しているのも特徴的と言えます。
結婚式では「牧師」になります!
それぞれ「牧師」と「神父」の特徴や見分け方についても説明をしましたが、それならば結婚式は「牧師」と「神父」のどちらが行ってくれるのか疑問に思ってしまいますよね。
結婚式には必ずと言って良いほど存在しており、定番とも言えます。
実際に結婚式場の司式をするのは、プロテスタントの「牧師」で、近年では結婚式場と契約して「牧師」を派遣するウェディング専門のプロテスタント宣教団もあるのです。
実際のところ、神父や牧師は忙しいため、人気の高いチャペルなどでは素人の「アルバイト」が牧師役を担うケースも少なく、場所や宗教によっては異なるということもあるのです。
まとめ
普段からあまり気にしないという人が多い「牧師」と「神父」ですが、それぞれの違いや特徴を知ることで、見分けることはとても簡単です。
宗教によっては異なることがあるため、「牧師」と「神父」についても宗教においても詳しく知っておきましょう。


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