「秋田犬」と「柴犬」のルーツや性格の違いや見分け方


どちらもとても良く似ていて、区別ができないという人も多い「秋田犬」と「柴犬」ですが、どちらも人気を誇うる日本犬として有名になっています。

 

テレビでもよく見かけることが多い「秋田犬」と「柴犬」ですが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか。

 

そこで、「秋田犬」と「柴犬」の違いについて詳しく説明をします。

 

「秋田犬」と「柴犬」の違いとは?

「秋田県」は古代日本犬をルーツに持つ犬で、マタギ犬として、猟師とともに大型の動物を仕留めるために活躍していました。

 

当時は中型の犬種でしたが、闘犬の流行により、様々な犬種と掛け合わされ、次第に大型大型化していったのです。

 

一時期は雑種化が進んだ秋田犬ですが、柴犬同様に犬種存続の運動が起き、本来の姿に戻す努力が払われてきた歴史があるのです。

 

「柴犬」は日本古来から住んでいた日本犬をルーツに持つ小型犬で、縄文時代からいました。

 

小動物の狩りで、人間とともに活躍してきた犬で、一時期は絶滅に追い込まれましたが、昭和初期に始まった犬種保存運動によって種が存続され、現在の柴犬となりました。

 

見分けるのは難しくない?

それぞれ秋田県も柴犬も特徴があるため、その特徴さえしっかりと理解をしておけば見分けることは難しい訳ではないのです。

 

「秋田犬」の特徴として、三角形の立ち耳で柴犬よりも、耳が分厚いという点が見分け方のポイントとなっています。

 

顔の中心に目や鼻が寄った顔立ちであり、柴犬と比較すると、幼い顔つきとなっています。

 

体高はオスで大きくても41cm、メスは38cm程体重についてもオス8kg~11kg、メス6.8kg~9kgです。

 

「柴犬」の特徴として、三角形の立ち耳で、目や鼻のパーツがバランスよく配置されており、端正となっています。

 

そして、秋田犬は大型犬に分類されている犬種となっており、体高は大型になると、オス71cm、メスは66cm、体重に至ってはオス45~59kg、メス32~45kgです。

 

秋田犬は大きいため、ひとまわりもふたまわりも大きさに違いが出ます。

 

大人しいのは柴犬!?

これから秋田犬と柴犬を飼おうと考えている上で考慮すべき点は性格でもあります。

 

周辺環境によっては大人しい犬を飼いたいと考えている家庭も多く、性格についてはよく知っておかなければいけません。

 

そこで、大人しい性格について、度々秋田犬の方が大人しいのではないかと考えている人も多いのです。

 

そこで、どちらの犬種の方が大人しいのか説明をします。

 

柴犬の主な性格は個体差はありますが家族以外の人とは打ち解けにくい性格となっていて、秋田犬に比べると友好的だと感じる人が多いです。

 

その一方で、秋田犬は一時期闘犬として交配された時期があるからか、闘争心が強く柴犬以上に気難しい一面も持ち合わせているのです。

 

そのため、飼育経験が必要になる犬種となっていて、中にはよく吠えてしまう、他のペットと一緒に飼ってしまうと喧嘩をしてしまうという場合があるので注意が必要です。

 

まとめ

とても良く似ている「秋田犬」と「柴犬」ですが、それぞれの違いや性格の違いをしっかりと把握をすることで、比較的に飼う際の決定打になります。

 

どちらの方が飼いやすいのか、飼いたいのかをしっかりと考えましょう。

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