「内税」と「外税」の意味の違いと簡単な判断方法、計算方法


商品における価格の表示について消費税額を含める表示形式において「内税」や「外税」とあり、商品を購入をする際に当たり前の様に支払っているという人が多くいますが、それぞれの違いについて実は知らないという人が多くいます。

 

 

そこで、「内税」と「外税」についてわかりやすく説明をします。

 

「内税」と「外税」の違いとは?

商品やサービスには消費税と言う税金が課せられていますが、商品によっては内税と表示されていたり外税と表示されている事がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

 

「内税」とは商品における価格の表示について消費税額を含める表示形式のことを言います。

 

また、「税込み」とも言われており、一般的に代金を請求する際に、商品の値札の総額が税込みの場合に使われます。

 

「外税」は税抜きで消費税を別表記しているもののことを言います。

 

消費税率が8%に変わった時期から総額表示という義務付けが緩和された為、現在ではそれぞれの見方が難しくなっている傾向にあります。

 

それぞれ内税と外税の違いは、商品やサービスの価額に消費税が含まれて表示されているのか、別なのかの違いであることが分かりましたが、お店によっては予め税込料金で表記している場所もあります。

 

簡単に計算する方法がある!?

それぞれの違いについて説明をしましたが、実際に「内税」と「外税」を計算するのはとても難しくて面倒なことだと諦めてしまっている人が多いのですが、実はどちらも簡単に計算をする方法があります。

 

そこで、税込商品の消費税の計算式について説明をします。

 

計算方法はとても簡単で、消費税額=①税込商品価格÷(1+②消費税率)×②消費税率で計算をすることができるようになっています。

 

消費税額がわかれば、消費税を課せられていない本体価格を簡単に計算する事が出来きるため、難しいことではないのです。

 

それに対し、税抜商品の消費税の計算式は消費税額=税抜商品価格×消費税率で計算をすることができるようになっており、消費税率が8%の時、税抜き価格が1000円の商品の消費税額は[1000×0.08]で計算をすることが出来ます。

 

自動で計算してくれるソフトがある!?

それぞれ「内税」と「外税」をいちいち計算するのはとても面倒で、計算をしたくないという人もいるのですが、ソフトによっては見積書または請求書を作る際に「税込み」、「税抜き」、「税なし」を選択することができるようになっており、ボタンを押すだけで消費税の計算が自動入力されるので、計算をする必要がなく、スムーズに入力をすることができるようになっているものもあります。

 

とても便利となっているため、初心者でも簡単に扱うことができるようになっていて、人気があります。

 

まとめ

普段の買い物であまり意識をしていない人も多い「内税」と「外税」ですが、それぞれの違いや意味について知っておくことによって、普段の買い物への意識が変わります。

 

また、見積書または請求書を作る際はぜひソフトを活用してみましょう。

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