とても似ている「アナベル」と「アジサイ」の特徴の違いと見分け方


どんな環境でも、白くて清らかで丸い花を咲かせてくれることで有名な「アナベル」ですが、「アジサイ」も似ているため、それぞれどのような違いがあるのか、どんな特徴があるのかと疑問に思っている人が多くいます。

 

そこで、「アナベル」と「アジサイ」の違いについて説明をします。

 

「アナベル」と「アジサイ」の違いとは?

どちらも似ているため、違いが分からない、困惑してしまったという人が多いのですが、「アナベル」と「アジサイ」はどのような違いがあるのでしょうか。

 

「アナベル」とは北アメリカ東部に自生するアメリカノリノキの変種を品種化したアジサイで、園芸品種として作出されたものではなく、イリノイ州のアンナ市の近くで発見された、野生のアジサイとなっています。

 

「アジサイ」とは、アジサイ科アジサイ属の植物の総称で、狭義では、アジサイ属に属する低木落葉樹のひとつの品種「本あじさい」を指し、日本で単に「アジサイ」といった場合ほとんどが「本あじさい」のことを指すのです。

 

通常「アジサイ」の花芽は前年の夏に作られる品種が多いのですが、「アナベル」は春にできた花芽が同年の夏に開花するため冬季でも剪定でき、特別な手入れをしなくても毎年開花することでも有名です。

 

簡単に見分けがつく方法がある!?

どちらも似ているため、見分けることが難しいという人が多いのですが、実は簡単に見分ける方法があります。

 

それは花の咲き方です。

 

西洋アジサイは、今年に伸びた枝には翌年には花がつかないという特徴あり、伸びた枝の下に位置する、昨年伸びた枝の付け根に花芽をつけ、2年越しで花が咲くという流れになるのですが、アナベルは春に伸びた枝先に咲く新枝咲きです。

 

それで判断をすることができるのですが、その他にも洋アジサイとアナベルでは、剪定の時期と方法に着目することも大切です。

 

西洋アジサイは、来年の花を開花させるためには、7月中に剪定しますが、アナベルは「新枝咲き」となっているため、剪定の時期と剪定する位置が自由なのです。

 

アナベルは初心者向き!?

「アナベル」と「アジサイ」ではアナベルの方が初心者向きであり、簡単に育てることが出来るようになっています。

 

アナベルは水切れのないようにしばらくは水やりをする必要がありますが、 根付いてからのアナベルは雨ざらし状態で良く、基本的には水やりは必要はないのです。

 

そのため、初心者でも安心して育てることが出来るようになっており、 定期的に草を覗くだけで良いのでとても楽なのです。

 

まとめ

それぞれ「アナベル」と「アジサイ」の違いについて説明をしましたが、どちらも似ているため、違いについてしっかりと理解をしておくことが大切です。

 

また、初めての際はアナベルから育てていきましょう。

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