浅草の「今半」と「今半本店」の店舗の特徴の違いと語源

すき焼き、しゃぶしゃぶの日本料理の専門店ということで人気がある浅草の「今半」と「今半本店」ですが、どちらも同じ今半となっているため、同じお店なのではないか、チェーン店なのではないかと思っている人が多くいますが、実際はどこが違うのでしょうか。

 

そこで、それぞれの違いについて説明をします。

 

浅草の「今半」と「今半本店」の違いとは?

どちらも同じ今半となっているため、勘違いをしてしまっている人が多いのですが、実際はどこが違うのでしょうか。

 

実は浅草の「今半」と「今半本店」の違いは現在今半と言う名称で、すき焼屋を営業しています会社は東京に5社あるのです。

 

人形町今半、今半本店、今半別館、浅草今半、代々木今半のその他に、浅草の土産物屋さん、仙台の牛肉料理屋、これらの店に「今半」 という屋号が使われているのです。

 

これらは、全て元今半に勤務していた者が独立し営業している店ばかりとなっています。

 

今半の名前は奥が深い!

いたるところに「今半」という名前がありますが、この「今半」とはどういう意味なのか知らないという人が多いのですが、実は奥が深いのです。

 

明治時代にすき焼屋を始めた店で「今」の文字を使う店が沢山あったのですが、明治時代牛肉を食べる文化が出来た頃、東京に持っていくとどんな牛でも売れるということで、正規のルート以外から牛が入ってきたのですが、病気で死んだ牛、老衰でとても食に適さない牛などさまざまな牛だったのです。

 

そこで、今半は今里町から来た牛肉だけを使用しています。と言う意味と当時流行った今様と言う語句の「今」の文字を使ったのです。

 

そして、「半」は共同経営の「半太郎」というところから屋号を「今半」としたのです。

 

まとめ

とても人気のある今半ですが、今もなお行列が出来ており、多くの人から愛されています。

 

ぜひ、それぞれの今半に足を運んでみましょう。

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