どちらも同じラクダ科ではありますが、それぞれとても似ていて、見分けることが出来ないとも言われています。
そんな「リャマ」と「アルパカ」ですが、一体何が違うのでしょうか。
また、それぞれの特徴はどこにあるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
「リャマ」と「アルパカ」の違いとは?
とても良く似ている2匹で、どちらもアンデス山脈に住んでいるイメージがありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
「リャマ」とは偶蹄目ラクダ科に属する動物で、体高は1.2mで、体長は約2m、体重は70~140kgあります。
背中にコブのようなふくらみは無く、毛の色は白や茶色や黒など、実に様々な色のリャマが存在しています。
生息地はアンデスの山の中でも、標高二千~四千メートルの高山地帯に住んでおり、食べ物は、草や木の葉っぱ、コケなどを食べているのです。
「アルパカ」とはアンデス山脈の3500~5000m程の高山地帯に生息しており、リャマより少し小さく、長い毛を持っているのが特長です。
毛の長さは40~60cmほどにもなり、刈り取らなければさらに伸び続ける為、大変です。
どちらも一夫多妻制!?
実は、「リャマ」と「アルパカ」は一夫多妻制となっており、どちらもオスが多くのメスの夫婦になるのです。
また、魅力的なオスは、5~10頭のメスを妻としているとおり、やはり動物の世界でもモテる動物とモテない動物が存在しているのです。
リャマは360日ほどの妊娠期間を経て生まれた子供は、2~3年で大人になり、15~20年程生きる一方で、アルパカは242~345日の妊娠期間を経て、7~9kgの子供を産み、メスの方が成熟するのが早く、1年程で成熟するのですが、オスの成熟には3年程かかるのです。
見た目で判断するのは難しい!?
「リャマ」と「アルパカ」はどちらも見分けるのが難しい動物とされているのですが、見分けるとしたら、「大きさ」、「毛」、「耳の形」などで見分けるしかないともされえちます。
リャマはイケメンで、アルパカはかわいいといった様に見分けるという人もいるのですが、その他にもリャマは体育会系でアルパカは文化系とも言われてもいます。
その他にも外見上の違いとしては、リャマはアルパカよりも大きく、リャマの耳はバナナ状で長いのに対し、アルパカの耳は小さく尖っていたり、リャマの背は平らなのに対して、アルパカは背中は少し丸みをおびているといった様な見分け方をするという人もいます。
まとめ
どちらもよく似ていて、見分けるのが苦労してしまいますが、それぞれの違いや特長を知ることで、より見分けやすくなります。
どちらも一夫多妻であり、見れば見るほどモテているのか、モテていないのかを見る面白さもあります。
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