どちらも「めど」と読むことができ、日常生活においてもビジネスシーンにおいてもよく使われる言葉となっています。
そこで、間違って使ってしまうことがないようにするためにも、それぞれの違いについて説明をします。
「目処」と「目途」の違いとは?
どちらも同じ言葉ではありますが、漢字によっては大きく意味が異なる場合がある為、注意が必要です。
「目処」とはめあて。見込み。めど。といった意味があります。
「目途」とは物事を進める上で目指すべきところ、目標といった意味があります。
実は、「目途」と「目処」は同じ意味で、同じように使うことができるようになっているのですが、細かく分けると、それぞれ「目途」は「目標」、「目処」は「おおよその見通し」という意味である事が分かります。
「目処」と「目途」の正しい使い方とは?
それぞれ日常生活だけではなく、ビジネスシーンにおいても頻繁に使われる言葉となっていますが、実は間違って使ってしまっているという人も多いため、それぞれの正しい使い方について説明をします。
「目処」は何か物事を進めている上で向かおうとしている事柄、目標としている場所を表す場合に使い、目処が立つ、目処が付く、目処を付けるといった言い回しをすることができます。
また、「目処」は植物「メドハギ」からきているのですが、易占いで用いる竹棒にメドハギが使われていて、通称メドと呼ばれていたのです。
「目途」とは目指すべきところ、おおよその見当、目標という意味があり、「目途」は元々「もくと」と読まれていましたが、今現在は「めど」という読みになったのです。
まとめ
それぞれ「目処」と「目途」の違いについて説明をしました。
どちらも言葉を一度は聞いたことがあるけれども意味について知らなかったという人もいます。
それぞれの違いや特長をしっかりと知って、正しい使い方としましょう。
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