どちらもよく似ている意味である「状況」と「状態」ですが、思わず似ていることから混合してしまっている人や使い分けについて悩んでしまっている人が多くいます。
そこで、「状況」と「状態」の違いや正しい使い分けについて詳しく説明をします。
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「状況」と「状態」の違いとは?
どちらもよく似ているため、思わず同じ意味だと思ってしまっている人が多いのですが、どういった違いがあるのでしょうか。
「状況」とはその場の、またはその時のありさま。ある人をとりまく社会的・精神的・自然的なありかたのすべてをいう。様子。情勢。という意味があります。
「状態」とは物事がその時そうなっている(特に外面からもそれと分る)ありさま。ようす。という意味があります。
どちらもよく似ているため、イマイチはっきりと分からないという人が多いのですが、「状態」は対象とする物そのものの姿かたち、「状況」は周囲の様子などを含む事の動きをさしていると思えばわかりやすいです。
「状況」と「状態」の正しい使い分けは?
それぞれの意味の違いについて説明をしましたが、「状況」と「状態」の正しい使い分けとは一体何でしょうか。
「状況」は周囲の状況、状況が好転する、状況を把握する、状況を見極めるといった様に、時間の経過も含めた物事のありさま。の時に使います。
「状態」は健康状態、昏睡状態、膠着状態、極限状態といった様に物や人の一瞬のかたち、今現在の姿をあらわしているのです。
まとめ
それぞれ「状況」と「状態」の違いや正しい使い分けについて説明をしましたが、それぞれの特長さえしっかりと把握をしておけば使い分けることは難しいことではないのです。
正しく使って、失敗をしないようにしましょう。
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