「筋肉痛」と「肉離れ」の症状の違いから判別する方法とケア方法


スポーツをしていて、怪我の一つとして「筋肉痛」と「肉離れ」がありますが、どちらも筋肉が傷ついてしまって起こる症状となっていますが、それぞれ原因も異なり、治療法も異なるため、注意が必要です。

 

そこで、それぞれの違いについて説明をします。

 

「筋肉痛」と「肉離れ」の違いとは?

スポーツをしている人にとって、肉離れは避けたいけがの一つでもありますが、急に運動をした中高年の方が肉離れを起こし、整形外科に運び込まれることも多くあるため、それぞれの違いについてしっかりと把握をしておく必要があります。

 

「筋肉痛」とは急に運動した時などに体や筋肉が痛くなってしまう症状のことです。

 

数時間後~1、2日後に痛みが出始めて、数日で治るのが特長となっています。

 

筋肉痛の治療法は、炎症がおきている部分への冷湿布で対応をする必要があり、炎症が治まってきたら、ぬるめのお風呂でリラックスし、手でさする程度の簡単なマッサージをすることが大切です。

 

「肉離れ」は運動中などに痛みが生じる筋肉の部分分裂や完全断裂で、筋肉がプツンと切れてしまった状態のことです。

 

局所的に激しい痛みが生じてしまうのが特徴で、治癒には数週間かかります。

 

見極めて判断をすることが大切です!

それぞれの違いについて説明をしましたが、筋肉痛のつもりだったのに、痛みがひどかったり、ずっと痛みが続いている場合があります。

 

そういった場合は筋肉痛ではなく、肉離れを起こしている可能性もあるため注意が必要です。

 

日頃から運動していない人では、ふくらはぎの肉離れが多くなり、見極める事ができなかったり、勝手な判断をしてしまう傾向にあります。

 

憶測で決めつけてしまうのではなく、しっかりと症状について知っておく必要が大切です。

 

すぐに病院に行く事が大切です!

それぞれ「筋肉痛」と「肉離れ」だからといって我慢をしてしまうのではなく、すぐに病院に行くことが大切です。

 

肉離れは、違和感がある、もしくは軽度の痛みから、歩行困難になる状態までさまざまあり、重症の場合は、強い内出血も起きてしまうこともあるのです。

 

肉離れになった時は「RICE処置」と呼ばれている治療を行う必要がありますが、無理をして動かしてしまう人もいます。

 

もちろん、安静にしたまま患部を動かさないほうが早く良くなるのですが、自身で勝手に判断をしてしまうのではなく、少しでも違和感があったり不安に感じたらすぐにでも病院に行くことが大切です。

 

まとめ

それぞれの説明をしましたが、いずれにしても「筋肉痛」と「肉離れ」はある程度良くなるまで無理は禁物です。

 

良くなったら、アスレチックリハビリテーションを受けると再発防止につながるのですが、迅速に正しい処置、指導が受けられる整形外科を受診することが大切です。

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