「カレイ」と「ヒラメ」の味の違いと見分け方


色も形もよく似ていて、思わず混合してしまっている人も多い「カレイ」と「ヒラメ」ですが、見分け方や違いがあるのでしょうか。

 

そこで、釣りをした時に知っておけば助かる「カレイ」と「ヒラメ」の違いについて説明をします。

 

「カレイ」と「ヒラメ」の違いとは?

どちらもよく似ていて、見分けることが困難だと言われている「カレイ」と「ヒラメ」ですが、一体どこが違うのでしょうか。

 

「カレイ」とは「カレイ目カレイ亜目カレイ科」であり、カレイ目は、14種類もあり、ほとんどが海水魚であり、沿岸部に住むものから深海にすむものです。

 

「ヒラメ」は「カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属」です。

 

どちらも亜目は同じ分類になり、辿っていけばヒラメもカレイの仲間となっていますが、ヒラメの成魚は体長が80cm前後ですが、カレイは40cm前後となっています。

 

そのため、「ヒラメはカレイよりも大きい」と言われることが多くあるのです。

 

簡単にできる!?「カレイ」と「ヒラメ」の見分け方

どちらもよく似ているため、見分けるのは難しい、出来ないのではないかと言われていますが、実際に「カレイ」と「ヒラメ」を見分けることは難しいことではないのです。

 

「カレイ」と「ヒラメ」の見分け方は口を見れば一目瞭然です。

 

カレイは、その平べったい姿で海底を移動し、釣り餌としてよく知られているゴカイや、コエビなどを主食としている事は有名ですが、カレイの口は小さく、唇はぷくぷくっとしているのです。

 

その一方で、「ヒラメ」は小魚を襲って捕食しているのです。

 

そのため、口も大きく、歯も捕食に適した、きざぎざの鋭い歯をしています。

 

口を見れば簡単に見分けることができるようになっていますが、その他にも日本のみで通用する判別方法があります。

 

それは、

 

目を上に向けたときに左に向くのがヒラメ。

 

目を上に向けたときに右に向くのがカレイ。

 

です。

 

しかし、これは日本のみ通じますが、海外では通じないので注意が必要です。

 

「カレイ」と「ヒラメ」の方が美味しい!?

料亭や居酒屋などでよく出る「カレイ」と「ヒラメ」ですが、実は「ヒラメ」の方が高級とされているのを知っているという人は少ないのです。

 

「ヒラメ」は刺身やフランス料理などで、高級とされる料理に出されることが多いのですが、「カレイ」は煮物やフライなど、大衆店で出されることが多いのです。

 

なぜ、こういった違いが生まれるのかと言うと、先ほどの説明にあった通り、捕食対象にあります。

 

ヒラメは他の魚をガッツリと捕食する肉食魚となっているため、全身の筋肉が引き締まっているのです。

 

そのため、火を通すよりも、刺し身にあっているのです。

 

まとめ

それぞれ「カレイ」と「ヒラメ」の違いについて説明をしましたが、どちらも美味しく食べることができるようになっており、見分け方を知っておけば簡単に見分けることができるようになります。

 

それぞれの違いについてしっかりと把握をし、釣りを楽しみましょう。

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