アメリカ連邦議会の中間選挙が行われ、上院下院ともに共和党が議席を伸ばしていますが、その中でも注目されているのがアメリカの「上院」と「下院」です。
日本では衆議院と参議があるのですが、「アメリカ上院」と「下院」ではどのような違いがあるのでしょうか。
そこで、アメリカの「上院」と「下院」の違いについて詳しく説明をします。
アメリカの「上院」と「下院」の違いとは?
どちらも重要な役割がある「アメリカ上院」と「下院」ですが、アメリカの「上院」と「下院」と聞いて、上院が上で下院が下なのではないかと思ってしまいそうになりますが実は下院と上院はほぼ等しい権力を持っています。
しかし、異なる点として選出方法があります。
下院議員は独特の地域別選挙区を代表していて、各議員はその選挙区の唯一の代表として相対多数によって選ばれます。
上院は、議員がより広い選挙区を代表し、人口の多少にかかわらず各州が平等の代表権を持つように構想されています。
日本と異なる点とは?
日本では衆議院と参議院がありますが、アメリカではアメリカの「上院」と「下院」があります。
日本と異なる点はどこにあるのでしょうか。
アメリカは連邦国家となっており、日本の都道府県とは異なり、それぞれが「国」となっています。
そのため、平等な資格を持った州の集合体がアメリカとなっており、連邦政府の専権事項とされている事項と州の権限が明確に否定されている事項以外は、全て州に権限があります。
また、は外交重視、日本の衆議院に近い下院は内政重視されており、上院には外交の同意権があり、下院には予算の先議権があります。
今後の展開が気になる!?
トランプ大統領が下院よりも上院での勝利を優先した事でも話題になりましたが、6日に投開票が行われたアメリカの中間選挙で、トランプ大統領の与党共和党が制しました。
上院が持つ人事承認権限は再選戦略に不可欠とされていましたが、トランプ大統領が上院の過半数確保を重視した理由として、単純過半数で最高裁判事をはじめ連邦裁判所の判事、政府の閣僚や大使などの人事を承認できることにありました。
今後の展開として民主党は2020年に上院を奪取する可能性高まっており、民主党が奪取するか、あるいは共和党が確保し続けるか今後はどのような展開になるのか気になります。
まとめ
日本とは大きく異なり、それぞれが「国」となっているアメリカですが、アメリカの「上院」と「下院」はどちらも重要な役割があります。
今後の展開も気になるアメリカの「上院」と「下院」ですが、今後のアメリカのニュースも期待が高まります。
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