音楽をダウンロードする際に「wav」と「mp3」を使っているという人も多くいます。
また、動画編集をする際に「wav」と「mp3」を使い分けるという人もいますが、この「wav」と「mp3」の違いについてしっかりと理解することができていますか。
そこで、「wav」と「mp3」の違いについて説明をします。
「wav」と「mp3」の違いとは?
どちらもデジタル音源ではあり、WAVファイルを非可逆圧縮したファイルがMP3ファイルということはわかっているけれども、実際に「wav」と「mp3」の違いとは何か、聴き比べたことがあるという人は少ないです。
そこで、「wav」と「mp3」の違いについて詳しく説明をします。
「WAV」は、圧縮されていない録音した状態と同じ音質を保った形式です。
「MP3」はWAVでは重すぎる音源ファイルを軽くするためにWAVファイルの中の、人間には聴こえないとされる音のみを取り除きファイルを大幅に軽くしたものです。
WAVが41MBあるのに対して、MP3ファイルがその1/4以下の9.2MBというファイルの大きさなので、いかにファイルが軽くなっているのかが分かります。
ファイルが重いのが嫌だ、相手に迷惑が掛かってしまうという人は積極的に「MP3」を活用している傾向にあります。
「wav」と「mp3」はどちらが音質が良い?
音楽を聴くという人の多くが音質について気にしていますが、実際にどちらの方が音質が良いのでしょうか。
そこで、「wav」と「mp3」の音質の違いについて説明をしますが、「wav」と「mp3」ではWAVのほうがMP3よりも音質は良いです。
WAVとは音楽CDの曲データをそのままコピーしたものですが、MP3は音楽CDやWAVから人間の聞こえない範囲の音を中心に全体のデータを小さくしたもので、そのため、パソコンのスピーカー等を良い物にして音にこだわる人は音楽CDか同等のWAVで聴く人が多いのです。
実際、MP3でもビットレートを上げればCDに近い音質と言われますが、スピーカー等が良いものになるとやはり、その差が大きく反映されてしまう傾向があるので、音質にこだわるという人はやはり「wav」の方が良いです。
目的によって「wav」と「mp3」を使い分けよう!
どちらも動画編集においてとても優れているのですが、「wav」と「mp3」ではそれぞれ特徴やメリット、デメリットがあることがわかりました。
それを踏まえて、「wav」と「mp3」は目的ごとに使い分けることが重要になってきます。
音質にこだわるという人は「wav」で、ファイルを圧縮したい、軽くしたいという人は「mp3」がおすすめです。
現在ではいろんなソフトが出回っており、音質をそのままにファイルを軽くするものもあれば、あえてファイルを重くするソフトも存在します。
いろんなものを活用をすることによって、高音質でありながら、ファイルを軽くすることもできます。
それぞれの目的によって使い分けることによって、自分の思うどおりの音楽ライフを送ることができます。
まとめ
「wav」と「mp3」のメリットや特徴を知ることで、より音楽について興味が出てきました。
どちらも便利で動画編集においては欠かせないのですが、やはりファイルを軽くしたい、素早く相手に送信したいという人もいれば、ファイルは重くても良いから、高音質のものを届けたいという人もいます。
目的によって使い分けてみましょう。
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